出来たてCha Siu Baau
ホーム » HKLF » せっかくMTRが開通したのに敢えて歩いてみる上環〜堅尼地域
せっかくMTRが開通したのに敢えて歩いてみる上環〜堅尼地域

せっかくMTRが開通したのに敢えて歩いてみる上環〜堅尼地域

MTRに堅尼地域をはじめとする新駅が出来てしばらく経つが、
そんなに取り立てて面白いようなものが存在するような地区でもなく、
記念にMTRに乗って行ってみたという人はたくさんいても、
超楽しかったと感想を結んでいるのはあまりお目にかかったことがない。

だからこそ、私は正直不安だったのである。

「土曜日、堅尼地域行くぞ。」ってLINEが入ってきた時は。

MTRで行くんじゃないの?

集合は何故か上環に13:00。しかも、歩いて行くらしい。
MTR開通したのに・・・?という疑問は今日一日何度も私の中で反芻されたし、
参加者全員九龍・新界在住、いわば完全アウェーという事実にも不安にさせられた。

野郎ばっかりのブラリ香港島・散歩の旅、である。
なんか・・・ねぇ。

文武廟
ひとまずベタな上環の文武廟。

文武廟
私はどっちかというと郊外に寂しく立っている、人もまばらな廟の方が好みだけれど、
ここは場所柄もあって、外国人を始めとする旅行客も多いメジャーどころ。

文武廟
香港人たちも一心不乱に祈る。

ちなみに、一緒にいた香港人に「何を祈ってるの?」って聞いたみたところ、

いや、実際うちらも何に対して祈ってるのかも分かんない。
香港じゃ、マフィアも警察も祈るんだよ。だから、うちらも祈らない理由がないでしょ。

何か説得力があるような無いようなろくでもない言い分である。

・・・しばし、荷李活道近辺を歩く。ここらは骨董品で有名な地域でもあるけれど。

荷李活道

荷李活道

荷李活道
確かに・・・マニアの心をくすぐる代物ばかり!?

九龍や新界にはありえない街並み

香港島には九龍や新界じゃ絶対味わうことの出来ない独特の風情があると常々思う。
メジャーなところで言うならば、ヴィクトリア・ピークやトラムのある風景。

香港島
でも、私が特に好きなのは、こういうやたら坂や階段の多い街並み。
高層ビルを少し見下ろしながら、閑静な通りを散歩する。
こういう時間を過ごすと、あぁ香港島っていいな、と思う。

香港島
イギリス統治の頃の面影が今も色濃く残っていて、吹いている風が少し違う。
名も知らない通りにもついついわざと迷って行きたくなる魅力が溢れている。

太平山道
そして、山肌の住宅街の散歩が終わったら、次はこの太平山道にも足を運びたい。

太平山道
この通りにはオシャレなカフェや店がズラリ。
散歩の途中に立ち寄って足を留めてみるのもとっても面白いはず。

太平山道
静かな通りを歩いていると、いつか出会う自分だけのお気に入りの店。
そんな素敵な出会いもあるかもしれない。

太平山道
そしてこの太平山道の面白さは東から西へと歩いて行くと全く違う顔を見せること。
街は段々と下町の空気を帯びてくる。

太平山道
可愛らしいブティックから、こういうどローカルな茶餐廳たちへと主役はバトンタッチ。

廟
乱立する廟もとにかく庶民的で、下町風情が色濃く広がっている。

西へ、西へ

下町
何の目的もないのだけれど、とにかく我々は西へと歩みを進める。
街はすっかり生活感漂うものに変わっている。
ここらは中薬を専門に扱う店だが、旧正月に備えて庶民が買い物に来る姿が見られる。

工事中
MTR西営盤駅まだ工事中。

西営盤駅
最初は「坂が多い街並みもなかなか・・・」と呟いてはいたのだが、
このへんになって来ると段々と辛くもなる、容赦の無い香港島の坂道。

源記甜品專家
今日は参加出来なかったメンバーからLINEが入る。
源記甜品專家には必ず寄るように。」
何も隠そう、ヤツは西環で生まれ育った、いわばここが地元ともいえる人物。

この散策中、唯一の有益情報と言える貴重なタレコミである。

源記甜品專家
メニューが渋い。全て伝統的な香港スイーツばかり。
日本語メニューもあるので、きっと日本人も多く訪れているのだろう。

源記甜品專家
出で立ち、お椀まで全ていちいちローカル色に満ち溢れている。
満記や松記のようなコンテンポラリーなスイーツも良いかもしれないが、
せっかく香港に来るのならば、ファーストチョイスはこれなんじゃないだろうか。

香港最高学府へ

もうケネディタウンもすぐそこ。なんだけど、さらに寄り道を続ける。

香港大学
香港を代表する大学のひとつ、香港大学。
構内はオープンなので一般人でも見学が可能。

香港大学
伝統ある建築スタイルのもとで、記念写真を撮っている学生さんも。
それから、コスプレ撮影会にも遭遇した。それだけ画になる場所なのである。

香港大学
こんな場所で学生生活なんて素敵だと思う。
香港でも中文大学には通ったけれど、ここまでクラシックな雰囲気は無かったと思う。

香港大学
学生たちも興味津々な政治色の強い情報群。
香港の未来を担う若者たちは何を思っているのだろうか。

やっと着いた・・・

堅尼地域
堅尼地域(ケネディタウン)に着いたころにはクタクタ。
MTR開通してなくても出来たことを何故今やったんだろうっていう気持ちでいっぱいだ。

堅尼地域
ということで、何の情報もなくブラブラと歩きまわる香港島の散歩は終了。
カメラとレンズを抱えてだったので、結構タフではあったのだけれど、
こういう香港の歩き方が私は大好きだったりもするんだよなぁ。

(Visited 2,600 times, 1 visits today)

この記事を書いたライターさん : HKLF

HKLF
Cha Siu Baau編集係。偏見に満ちた愛と独断で香港をぶった切る異色ウェブサイト「香港ライフファイル」著者でもあったりします。

コメントをする

email addressは表示されません。 必須記入項目 *

*