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そもそも香港

そもそも香港

私はヨーロッパの彼の国に住み、仕事をし、そこを終の棲家とする予定でした。

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洋服のタグなんかで

「MADE IN CHINA」

の表示を見ると、

えー、日本製じゃなくちゃいらない

というかわいくない子供でした。

どうしてそう考えていたのか理由はわかりません。

幼いころに英語に関心を寄せ、

大学では(英語ではありませんが)外国語を学び、

その後大学院進学の夢破れ、何故かアジア関係の職につきました。

そのおかげでアジアに関心を寄せるようになったのですが、

強く関心を寄せたのはインドや東南アジア。

中国には何故か一向に興味がわかないのでした。

ところが25歳頃に2年連続香港旅行をする機会があったのですね。

それは友人Kのおかげ。

当時Kは深センに留学中。

「深セン特に何もないからさ(笑)。香港で会おうよ、おいでよ!」

と言われたので

ああそう?

深セン(どこそこ?)と香港の位置関係もよくわかんないけど

まあKに会いに行ってみるか

というくらい、中国はおろか香港そのものにも関心が薄かったのです。

Kがいなければ、本当に行こうとも思いませんでした。

さて香港到着。

Tシャツとカーゴパンツで登場した私に一瞥をくれ、むっとするK。

「あのさ、事前に言ったよね?何回もメールに書いたよね?東京と変わらないから

 『旅行者然』とした服で来ないで、って言ったよね!」

すんません。

香港に来る前の年の夏休みガラパゴスに行ったもので、

折角のアドバイスも、本当に洒落た格好でいいのかしら、と信じきれなかったのです。

親切心を無視されたKは、いらっとしていたのか呆れていたのかわかりませんが、

残念な格好の私を連れて買い物に行き、かわいらしい洋服を選んでくれました。

持つべきものは友だ。

ややまともな格好になったところで、ペニンシュラのアフタヌーンティに行き、

ピークへ行き、飲茶を楽しんだり、莎莎やGODなどベタなお店で

お土産を選んでみたり。

この旅行のおかげで香港に興味を持ち(大陸はまだ)、

アジア(日本含む)にどんどん目が向き始め、

いつしか毎年行っていたヨーロッパから足が遠のいていました。

ヨーロッパは旅行だけじゃなく、住んで働きたい願望があったのです。

その国で一生を終えてもいいと思っていました。

なので、どうにか渡欧する手段を講じたのですが,

残念ながら、不可抗力により頓挫してもうて。

それ以降はもう海外に住むという意気込みも薄れ、

ま、日本もいいところだし

何歳になっても働けるように手に職系の資格を取り

これからに備えよう

と意気込んで、

趣味中止・飲み会お断り・テレビも見ない

と、ストイックに資格の勉強をしていたところ転機が訪れました。

香港での再会から早10年くらい経ったある日、

ちょっとしたことから疎遠になっていたKから電話が。

それが香港移住のきっかけとなったのです。

その電話から2年後。

かつて一緒に香港の町中を歩いた友人Kが

いまは一緒に人生を歩む老公Kとなり

あれだけ縁遠かった香港に住んで働いて。

気づかなかっただけで、香港ともKとも

ずっと繋がっていたのかも知れない。

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この記事を書いたライターさん : KYNA

KYNA
2012年来港、広東語・普通話独学中。努力を実らせるのはたやすくないことを実感。加齢のせいか。なじみの茶餐廳の店員さんの「察する」能力でご飯が買えている。ありがとう。

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