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「免許証を見せて下さい(怒)」「君たちご苦労。私はGメンの丹波だ」

前回の記事「翻唱天堂徐小鳳編Part4」を書いている最中、久しぶりに「Gmen’75」の香港・マカオロケシリーズが見たくなってしまいました。で、思い立ったから書き始めるという、なんて安直な私。

70~80年代の日本のテレビドラマで、もっとも香港ロケが多かったのは間違いなくGmen’75ですね。このドラマ、海外ロケは何度もやっていますが一番多いのは香港・マカオ編です。
香港でも「猛龍特警隊」の題名で放送されて大ウケでした。
テーマ曲と共に滑走路を横並びで歩く姿は私にとって憧れで、いつか啓德機塲で同じコトをやってみたいと思っていたのですが(おバカ小学生)、あえなくその望みは潰えました。

Gmen’75がどうして香港でウケたのか?和製ドラゴン・倉田保昭の存在が一番大きいのは確かですが、その前に丹波哲郎出演の「キイハンター」に遡る必要があります。
丹波哲郎は香港ロケも含む映画「007は二度死ぬ」で重要な役を演じていましたので、香港ではそれなりに知られた存在であったと思われます。
そもそもキイハンターは、TBSで放送されたいわばGmen’75の原型のようなドラマであり(内容はややコミカルですが)、「龍虎群英」という題名で香港でも放映されていました。

テーマソングである野際陽子の「非情のライセンス」は、蔣上珠によって広東語でカバーされています。一昨年頃までYou tubeにアップされていましたが今では削除されてしまいました。う~む、惜しい。

さてGmen’75です。

ネットで調べた資料によりますと、香港・マカオ編は20話もありました。ついでに言うとシンガポール編も2話ありますし、続編のGmen’82でも香港編が4話放送されています。
ほかにもヨーロッパ編が9話、ニューカレドニア編が3話ありますが、やはり香港・マカオ編の多さは際立っています。(制作費を安くあげただけ?)
以下、香港・マカオ編のサブタイトルを全話書き出しました。
なお、出典はWikipediaですが、詳細はこちらのファンサイトをご覧下さい。Gmen’75の資料では出色の情報量で、香港、台湾向けのページまであります。
http://homepage2.nifty.com/g75/index.htm

Gmen’75
第105話 香港-マカオ 警官ギャング
第106話 女刑事殺人第一課
第126話 南シナ海の殺し屋
第127話 マカオの殺し屋
第175話 香港カラテ対Gメン
第176話 香港カラテ対GメンPART2
第201話 Gメン対香港カラテ軍団
第202話 Gメン対香港カラテ軍団PART2
第227話 Gメン対香港の人喰い虎
第228話 Gメン対香港の人喰い虎PART2
第267話 Gメン対世界最強の香港カラテ
第268話 Gメン対世界最強の香港カラテPART2
第270話 香港カラテ殺人旅行
第292話 香港の女カラテ対Gメン
第293話 香港の女カラテ対GメンPART2
第294話 香港の女カラテ対GメンPART3
第319話 香港カラテ対北京原人
第320話 香港カラテ対北京原人PART2
第328話 香港カラテVS赤い手裏剣の女
第329話 香港カラテVS赤い手裏剣の女PART2
Gmen’82
第10話 燃えよ! 香港少林寺
第11話 吼えろ! 香港少林寺
第13話 赤いサソリVS香港少林寺
第14話 香港の女必殺拳

私がリアルで見たのは実は105、106話と292話以降なんです…それ以外の回は香港在住だったので見ていないんです…。でも、悪の組織のアジトがタイガーバームガーデンだったり、劇中で刑事が「力保健(リポビタンD)」をグイッと飲んだりする場面(さすがは大正製薬提供)は今でも思い出されます。

しかし…当時は全然気が付きませんでしたが、ひどいサブタイトルですね。香港はカラテじゃない!功夫でしょ!何なんですかこの「香港カラテ対北京原人」って!

というツッコミは置いといて。

いくつかの場面はYou tubeで見ることが出来ます。
まずは最初の予告編。

倉田保昭無くして香港編は語れない!

毎回悪役で毎回死んでいるムキムキマン、楊斯 Bolo Yeung(ヤン・スエ)

Gメンに協力して闘うワケありの香港人、梁小龍 Bruce Liang(ブルース・リャン)

個人的には、李小龍亡き後の功夫スターは梁小龍が最強だと思っています。もっと評価されてもいいはずなんですが、特に日本では功夫ファン以外には知られていないのが残念です。李小龍と名前が似ているので損しているような気もします。
麗的電視/亞洲電視のドラマにも多数出演していますが、私が最初に見たのは1979年の麗的電視のドラマ「天龍訣」で、準主役級で出演しています。なにしろ足技が凄いんです。

さて、You tubeではどうしても断片的にしか見られませんし、いつ削除されても文句は言えないのですが、多くのエピソードはDVD-Boxで発売されていますので視聴は可能です。

しかし!

Gmen’75DVD-Boxは計5種類発売されていますが、全話収録されているわけではなく、かつエピソードの順番が結構バラバラに収録されています。そして絶対的な問題は、第270、328、329話が収録されていないので、どこかのTV局が再放送してくれない限り見られないんです!

Cha siu baauをご覧のTBSの関係者の皆様、香港ロケシリーズだけでまとめてDVD-Boxにして戴けませんでしょうか?初回限定版にはシンガポール編も入れるってのはどうでしょう?香港に興味を持つ日本人は数百万人はいると思いますし(希望的観測)、Gmen’75のファンだってきっと黙っちゃいません。
私なら絶対買いますよ。二つ買って一つは保存用。

 

さて、香港での題名は「猛龍特警隊」。
徐小鳳がエンディングテーマソングの一つ「面影」を歌っていますが、人気のシリーズであったためか広東語のカバーが複数存在します。

まずは「面影」のカバー。
「猛龍特警隊」石修版(元祖です)

「猛龍特警隊」尹光版(歌詞は日本語も含みます)
http://v.youku.com/v_show/id_XNTc1ODI0NjIw.html?from=y1.2-1-95.3.1-1.1-1-1-0-0
(Youkuなのでちと重いかもです。)

「猛龍特警隊」汪明荃版(歌詞は日本語も含みます)
http://v.youku.com/v_show/id_XNTc1ODIzNTEy.html
(Youkuなのでちと重いかもです。)

「猛龍特警隊」鄭中基版(映画「龍咁威2003」の主題歌でもある。石修版ソックリ!)

「猛龍特警隊」黃愷欣版
残念ながら動画がありませんが確認済み。

「猛龍特警隊」徐雲雄版
残念ながら動画がありませんが確認済み。

「猛龍特警隊」馮偉棠版※新発見!
残念ながら動画がありません。これだけ歌詞が違っています。
iTunesで聴くことが出来ます。

「願你」陳麗斯版(徐小鳳版の編曲に一番近いかな?)

「願你」華娃版
残念ながら動画がありません。
(どうしても聴きたいという方はコメント下さい。)

「望夫山上」甄秀儀
残念ながら動画がありません。題名・歌詞違いの北京語版もあり。
iTunesで聴くことが出来ます。

そして別のエンディングテーマ「追想」のカバー。
「回頭望」薰妮

そして更にもう一曲別のエンディングテーマ、「レクイェム」のカバー。これはオープニングテーマでもあります。
「人生路上」關菊英
残念ながら動画がありません。
(どうしても聴きたいという方はコメント下さい。)

実はこの「レクイェム」、周星馳監督の映画「西遊記〜はじまりのはじまり〜(西游降魔篇)」のエンディングでも使われています。周星馳は私と5歳しか違わないんですが、きっと猛龍特警隊にハマッたんでしょうね。
そんなことを考えていると、Gmen’75のリメイク映画というのも期待(と言うか妄想)してしまいます。昔の曹達華なんて丹波哲郎にピッタリだったんですけど残念ですね。
ちなみに龍咁威2003はかなりのおバカ映画なので、リメイクとは言い難いです。
監督は周星馳以外の人でもいいんですけど、だれか引き受けてくれる人いませんかね?

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この記事を書いたライターさん : Shin-EI

Shin-EI
昔むかし香港で暮らした経験がある日本人。乗り物とCDとカセットテープが大好き。

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