出来たてCha Siu Baau
ホーム » Shin-EI » 復活!カーフェリー

復活!カーフェリー

言うまでもありませんが、かつて香港島と九龍半島との交通手段は船に限られていました。
スターフェリーを始め多数の路線がありましたが、誰が言い出したのか「自動車を運びたい!」という要望が起こり、1933年3月6日に「カーフェリー」の運航を開始しました。

しかし、戦後のモータリゼーションの高まりにより、カーフェリーが需要に追いつかなくなり、1972年8月に「海底隧道」が建設されました。
ちなみに海底隧道一番乗りはこの人。

sum609pnew
海底隧道オープニングセレモニーに参加した沈殿霞 Lydia Shum。
(出典:蘋果日報)

戦後カーフェリーを運営していたのは油蔴地小輪ですが、海底隧道が出来てからは需要が減り続け、1998年1月25日に一般客向けの運行を終わらせました。
1998年までの25年半よく持ったなぁ、と思います。
もっともカーフェリー自体は当面無くなることはありません。
香港で運転される方ならご存知かも知れませんが、海底隧道は危険物積載車は通れません。当然カーフェリーで海を渡るしか方法がないので、危険物積載車を中心として細々と運行していたんですね。
だから今でも危険物積載車専業として、路線(觀塘~北角)自体は残っているのです。

さてここからが本題。

5月にカーフェリーが一般客向けとして復活します!
と言っても日程限定なんですが。

Hong Kong Free Pressの記事
Cross-harbour car ferry to return for limited rides in May to mark 83rd anniversary
https://www.hongkongfp.com/2016/04/15/car-ferry-to-return/

カーフェリー83周年記念(なんでこんな半端な数字なの?)としての運行です。
本来は5月14、22日の二日間の予定でしたがあっという間にSold outで、急遽1、2、8日も運行の予約を受け付けたのですが、こちらも問い合わせ殺到に付き受付中止しています(4/14現在)。メールと電話が千通を超えたとの事で、今からの予約は絶望的?

料金:
大人100ドル、2才から10才までの子供が60ドル。
1933年生まれ、または3月6日生まれの人は無料。
車は別料金で自家用車は80ドル、二輪車が50ドル。
懷舊小食も用意されます。

時刻表:
香港北角汽車渡輪碼頭→九龍觀塘汽車渡輪碼頭
10:15 – 11:30
14:30 – 15:45
九龍觀塘汽車渡輪碼頭→香港北角汽車渡輪碼頭
12:25 – 13:40

公式サイト
http://www.cruise.com.hk/en/
(このページの4月14日付Latest News参照)

公式Facebook Page(こちらのほうが見やすいかも)
https://www.facebook.com/harbourcruise

もうチケットの入手は不可能だと思いますが、これは乗ってみたかったですね。
私が住んでいたころにはもうすでに海底隧道が出来ていたので、わざわざ乗る機会はありませんでした。一人で香港をぶらつくようになってからも、觀塘に行く用事もほとんどないですし、船と言えばどうしてもスターフェリー!ってなってしまいます。
そもそもカーフェリーが残されていたことにしばらく気付かなかったのですから仕方ありません。
「あ、そう言えば昔、カーフェリーってあったなぁ。」と気付いた時には運行終了していました。

興味のある方は見に行くだけでも面白いと思います。ただ、ギャラリーが殺到して身動きが取れなくなるかも…。

(Visited 283 times, 1 visits today)

この記事を書いたライターさん : Shin-EI

Shin-EI
昔むかし香港で暮らした経験がある日本人。乗り物とCDとカセットテープが大好き。

コメントをする

email addressは表示されません。 必須記入項目 *

*