物思いや回想にふける午後二時
先日、仕事関係のある方と交わした会話
「そうですかぁ、KYNAさんももう6年目ですか。パーマネントIDまであと少しですね。」
香港に来てそんなになるのか
早いようなあっという間なような…
ななななな…?
あれ?
突然不安が頭をよぎった
「あら?わたし、今のビザいつ更新だった…???」
(おぼろげな記憶をたどる)
確か…
2018年のいつぞやまでだったような…
…
それのいつぞやっていつ…?
うおぉぉぉぉ
押し寄せる不安と共にトイレを飛び出し(手は洗った)、
事務所に戻り、あたふたとパスポートを見る
アアッ(´Д`ノ)ノ!!
***
「総経理、お話があります」
「なんや」
「(小声)ビザガキレテマシタ」
「まだ間に合う、はよ行け」
秒で申請書を揃え、イミグレに到着
「受付:非永久居民の方はこちら」
そこに別の看板出てる
「本日のウォークイン受付は終了しました」
※ただし状況により受け付けます
と、勝手に【※印】部分を頭の中で追加し、
何食わぬ顔をして申請書類を提出
「パスポート見せて」
「アイ」
ページをめくる
ビザを見つける
「…8/15…、今日もう21日よ?」
「スミマセン…さっき思い出して急いで来ました…」
「番号呼ばれる前に遅れた理由をこれに書いてね」
「ハイ…」
***
『B244, カウンター14番へ』
「ハ、ハロー」
「ユー。オーバーステイだよ。」
「(あ、あんまり大きい声出さないで)ホントスミマセン…アノ、コレ…」
恐る恐る、遅れた理由&ごめんなさいの気持ちをしたためた紙を渡す
それを受け取り、立ち上がり、誰かに見せに行くアクリル板の向こうの係官
「どうしよう、どこか別の小部屋に呼ばれて尋問とかされるのかな」
(´Д`)ウウウ
ちょっとおどおどして待っていたら
「27番に行きなさい」
えっ
そこビザ受領&支払いカウンターじゃない
【結果】
申請から一時間半で
ビザ出してくれました
あああありがとうございますうぅぅぅ
***
気づいたときには息が止まるかと思ったのですが
実は過去に何人からか、悪意なきビザ切れ労働の話を聞いてまして
よくあるパターンが
羅湖でIDカードでイミグレ通過できない
おかしいな?
で気づくのだとか
それで、過去事例では罰金払ったとか
なんか書類書いて
「更新できるまで働いちゃだめだよ」
と(とりあえず)言われておしまいとか
ですので、国外追放までのことはないかな…?
とは思っていたのですけど
やはり自分がやらかしてしまうと
心臓バクバクものでした
勝手な予想なのですが、
dependant visaで働き始め
勤務先のサポートのおかけでそれを
employment visaに切り替えることができ、
更に転職もできているので
一応見た目は「まともに」やってきている
なので
「さっさと更新してやるか」
なんていうお目溢しがあったのかも知れません
というのは私の全く都合の良い解釈です
しかしまあ本来は、
駐在員とか永久居民じゃない現採スタッフの
ビザの管理は総務がきちんとしているのでこんな事態にはならないんですけどねぇ
まったく、総務のKYNAときたら!